Maker Faire 2018 出展報告(その2)

Maker Faire 2018の展示報告の後編です。

 

クレーン操作の様子

 今年も 多くの方々にクレーン操作を体験していただきました。中には、実際のクレーン現場で働いていらっしゃる方もいらっしゃいました。(毎年、実際にクレーン関係の仕事をされている方が一人はいらっしゃるというのはおもしろいことです。)

 今年も感じたことは、小学校入学以前のような小さいお子さんには、やはり難しすぎるという点です。ジョイスティックを動かす方向とクレーンの動き方の対応付けが難しく、大人でも慣れにくい方には難しい作業となります。しかし見ていて感じたのは、小学校以降程度のお子さんであれば大人とそれほど変わらず、むしろ慣れが早いか遅いかの個性の方が支配的であるようです。

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  以下が操作卓の画面のキャプチャです。画面左側が運転席からの視点となっていて、右側はクレーン頂上から真下を見下ろした視点となっています。これを見ただけではなかなか物体の位置が把握しづらい場合があるため、隣についた係りの者が実際に物体を見ながら操作のアドバイスしていきます。

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 最後に

 今年も多くの方に来ていただきました。去年の展示を覚えてくださっていた方も何人も来ていただき、毎回コメントいただけるのは大変励みになります。

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  私たちのブースだけではなく、Maker Faireの会場全体がそうなのですが、2日間ほぼ客足が絶えることなく、本当に多くの方に見ていただくことができました。ありがとうございました。

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 今回の展示は、4月くらいから方針を大転換したこともあり、クレーン側も電装系側も、完全な完成形での展示をできなかったことが残念です。来年はより一層完成度を高め、完全なブームブースター機とグラップル、操作卓を展示できるように頑張ってまいります!